ウクレレの素材一覧ページ
素材・材質など
マホガニー
マホガニーは、センダン科マホガニー属に属する3種の木の総称で、高さは約30メートルにまで成長します。
中南米、アフリカ、東南アジア産で、その起源は16世紀にまで遡ります。
マホガニーという言葉は「黄金色」を意味し、「カリブの宝」などの異名で呼ばれることもあります。
また、高級木材として世界的に需要が高く、古くはヨーロッパの宮殿、ホテルや豪華客船の内装、家具などに使用されてきまし…
マンゴー
マンゴーは、ウルシ科マンゴー属の果樹で、菴羅(あんら)、菴摩羅(あんまら)とも呼ばれます。
マンゴーの栽培は古く、紀元前のインドで始まっており、仏教では、聖なる樹とされ、ヒンドゥー教では、マンゴーは万物を支配する神「プラジャーパティ」の化身とされています。
そんなマンゴーで作られたウクレレは、淡黄色、薄茶色で、材質は柔らかく、ボディに色むらがあるのが特徴です。
また、コアやマホ…
メイプル
メイプルは、ギターでも使われる木材で、ウクレレでもよく使用されています。
日本では楓や、紅葉と呼ばれている木を指します。
日本国内には、約28種のカエデが生息していて、日本全土で見られます。
また、秋には見事な紅葉を見せなど日本人にはなじみのある植物です。
そんなメイプルは大きく分けて2つの種類があり、ソフトメイプル(北米産カエデ科広葉樹)、ハードメイプル(落葉広葉樹)が…
ハワイアンコア
ハワイアンコアは、ハワイ諸島だけに分布生育する固有のマメ科アカシア属の木です。
世界中には数百種類のアカシア属の木があり、日本でも学校などで「アカシヤ」を見かけることがあります。
東南アジアの「アカシア」やオーストラリアの「タスマニアン・ブラックウッド」と称するコアの従兄弟などはすでに楽器材としてもよく使用されています。
ハワイでは、数百年も前から「神が宿る樹」とされ、そのハワ…
スプルース
スプルースは、北米産とヨーロッパ産のものがあり、北米の物は西海岸のシトカ周辺の広い地域で生育、ヨーロッパ産はデンマーク、オランダ、スペインを除き、ヨーロッパ全体に生育しています。
白から淡い黄褐色のシトカスプルースは、柔らかいわりに強度があり、硬質なはっきりした音色をしています。
また、淡黄色、黄色のヨーロピアンスプルースは、最も硬く、粒立ちの良い音色をしています。
ウクレレな…